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蛍火 2 

ソンス番外編の続きです。

……なんかもう挫折しそうです。
あ、ソンスの話じゃなくて。
「Dr.JIN」。
大沢たかおのドラマと比較してどうこう言う気なんて毛頭ないんですヨ!
現代の医師が過去にタイムスリップ、ってアイデアだけが同じ、全く別のドラマだと割り切って見るくらいの大人げはありマス、ワタクシにも(^^ゞ

でも、でもでもでも~話が込み入りすぎてワケわからん。
原作者との間にいろいろとゴタゴタがあったのは後になって知ったんだけど、だからってどーして韓国放送時は恋人だったミナが、日本放送では妹の設定になってるのか、それで何が変わったのか、ジン先生が過去に行った意味は何なのか、もーサッパリ。
脚本家の意図が全く掴めません。
ジン先生のことなんて単なる付け足しで、実はイ・ハウンを主役にした大河ドラマみたいなのやりたかっただけなんじゃないの、と思っちゃうくらいです。恋人設定をムリクリ変えたせいで、セリフもわざわざ後で吹き込んだのがバレバレだし。
あれじゃあ一生懸命演じてるスンホニやジェジュンやミニョンちんが可哀想だよぅ……(T_T)
つまんなすぎて一話見るのがほんとにしんどい。なら見なきゃエエやん、ってハナシですが、動いてるジェジュンをテレビ画面で見られる機会なんてそうそうないのでやっぱり見てしまうという(爆)
でも最終回までジェジュンを餌に耐えられる自信はないワ。

返す返すも残念でなりません。
日本版の「仁」が良かっただけに。←結局比べてる(^^ゞ
あのドラマの根幹に一貫してあったのはやっぱり「命」なわけで、どんな時代でもそこに生きているひとつひとつの命があって、彼等の「生」が、また次の命を繋いでいく、っていう普遍のテーマに感動があったはずで。
何も医療器具の無い中で周囲の協力を得ながら懸命に患者の治療にあたる仁先生が、患者を助けるのは医者ではなく、これまで長い時間をかけてたくさんの人々が培ってきた知識や技術だったんだと痛感するところ、本当に感動的で大好きでした。

……なんか思わずアツく語っちゃいましたが。
あそこまでとは言わないけど、せめて娯楽モノとして楽しめるくらいには作って欲しかったと思います。
ジェー、次はいいドラマにあたるといいね!(爆)

**********************************


二人で一緒に暮らすようになると、学問に身が入らなくなるのではと心配していたユニだったが、実際は逆だった。

ソンジュンはそれまで以上に生き生きとして、学問だけでなく下色掌の仕事も精力的にこなしている。
二人の家ではあれほどユニにべったりなのに、成均館ではまるで出会ったばかりの頃のように、ユニを完全に男として扱い、ほどほどの距離で接してくる。その切り替えの見事さは、ユニに甘い気分を起こさせる余地など毛筋ほどもなかった。

そう考えると、ソンジュンの判断はやはり正しかったのだ。
卒業まで自分の身が持たないからと彼がユニに相談もなく決めてしまった同居ではあったが、ユニより余程公私を分けているソンジュンのお陰で、ユニも無意識に女人の顔に戻ることがなくなった。それはつまり、ソンジュンといるときのユニの可愛らしさに儒生たちが陰で悶絶することもなくなったことを意味するのだが、これは四人衆の中ではヨンハのみが知る事実である。

ソンジュンにしてみれば、家で思う存分ユニに触れられることが、成均館での彼の態度にある種の余裕をもたらし、はからずもそれが“緊張感を持て”というヨンハのありがたい助言に従う形となっていたわけであるが。

その余裕が、近頃のソンジュンの男ぶりを上げ、彼をますます魅力的に見せていることまでは、当のユニにもさすがに想像が及ばない。
時折見惚れてしまうほど麗しさを増していく彼を不思議に思いながら、人前でだけとはいえ冷たくされているような状況は、仕方ないと思いつつも少し寂しい気持ちがするのがユニの本音だった。


とはいえ、学問の殿堂成均館での毎日は相も変わらず忙しい。
今月二度目の帰宅日は、続いた試験のせいもあり思いのほか早くやってきた。

前日ともなれば、朝から清斎の儒生たちが浮き足立っているのが傍から見てもよくわかる。
ユニも先からのソンジュンとの約束どおり、午後の講義が終わり次第南山村へと発つ予定だった。

そんなユニを、突然危機が襲った。
尊経閣で本を借り、明倫堂へと向かっていたときである。背後から忍び寄ってきた何者かにいきなり口を塞がれ、建物の陰に引きずり込まれてしまったのだ。

立木に覆われ、雑草の生い茂るそこは昼間でも暗く、湿った土の匂いがする。身の危険を感じたユニが必死でもがいていると、ぞくぞくするような声が彼女の鼓膜を震わせた。

「───他の誰が知らなくても、僕にはわかる。きみは女だな?」

ぴたりと動きを止めたユニは、口元を覆っている大きな手を引き剥がすと、呆れて振り返った。

「イ・ソンジュン!あなたってどうしてそう……んんっ!」

言い終わらないうちに、唇を塞がれた。人目のない物陰とはいえ、危険過ぎる行為だ。ユニは慌てて彼の胸を両手で押し返したが、ユニを抱きすくめる腕はびくともしない。唇を甘咬みするような彼の愛撫に身を任せていると、ここが成均館であるということも忘れて身体は熱いうずきを感じ始める。

やがて、長いくちづけからようやくユニを解放して、ソンジュンが言った。

「これはきみへの罰だ。さっき、尊経閣でパク・チェソンと話してただろう」
「だから何?」
「随分親しげだった。あんなのは許せない」

はっ、とユニは笑った。家から一歩出ると涼しい顔をしているくせに、まだそんな焼きもちを?

「彼には庶子だけど優秀な兄上がいるんだ。清に何度も行ってて面白い話をたくさんしてくれるっていうから、それを聞いてただけだよ」

他に誰もいないのにわざわざキム・ユンシクの口調で話すのは、ソンジュンへのささやかな報復だ。
すると案の定、彼はちょっと大袈裟なくらいに眉間に皺を寄せた。

「二人きりのときにそんな話し方は嫌だと言ったはずだ」
「普段から公私の別をきっちりわきまえてるのはイ・ソンジュン庠儒の方だろ?成均館〈ここ〉じゃ誰が物陰に潜んでるかわからないしね」

さっきのあなたみたいに、とソンジュンの鼻をぎゅっと摘んでやると、彼は悪戯をした子供のようにバツの悪そうな顔で、笑った。
本当にしょうがないな、とユニが思ったのはソンジュンにではなく、彼をどうしようもなく好きな自分に対してだ。
きっと本人は意識していないのだろうが、憎らしいことに彼は、恋人を笑顔にさせる術をよく知っているのだ。
冷たく見えても、時々こうやって思いもよらないことをして憎めない顔を見せるから、寂しい気持ちなんていっぺんに吹き飛んでしまう。

ソンジュンはユニの頬に手を触れ、言った。

「僕はもうこの後講義がないから、北村の家へ行くよ。悪いが、スンドルは遣いがあってきみと一緒には行けない」
「……そうなの?」
「ああ。だからくれぐれも気をつけて。お義母上とユンシク君によろしく伝えてくれ」

正直少しがっかりした。ソンジュンもユンシクに会いたがっていたから、てっきり一緒に南山の家に行ってくれるものとばかり思っていたのだ。

だが仕方ない。今回、実家に帰らせてと頼んだのは自分だ。ソンジュンもしばらく北村の家には帰っていなかったし、帰宅時にはいつも必ずユニに付き添わせていたスンドルを連れて行くくらいだ。いろいろとあちらでの用事も溜まっているのだろう。

「わかったわ。あなたも、気をつけて帰ってね」

そう言って微笑むと、ソンジュンの頬にも優しい皺が寄った。
「じゃあ」と踵を返した彼は、余程急いでいるのか、振り向きもせずに走って行ってしまった。


*   *   *


村の少し手前にある、いつもの粉挽き小屋でチマとチョゴリに着替えたユニは、急いで結った髪を気にしながら小屋の扉を開けた。見上げると、東の空には、もう夕闇が迫ってきている。
男の格好であればさほど気にならないが、女人の姿で一人夜道を辿るのはさすがに怖い。
ユニは沈んでしまった太陽を追いかけるように、早足で自宅への道を歩き始めた。

すると二三歩も行かないうちに、背後から駆けてくる馬の蹄の音が聞こえてきた。急いで道の端に寄ったユニは、自分のすぐ脇で、栗毛の馬がけたたましい嘶きとともに急に立ち止まったのにびっくりしてしまった。

「ユニ!」

名を呼ばれて、更に驚く。

「イ……ソンジュン?」

馬の背から、自分に向かって手を差し伸べていたのは、ソンジュンだった。明るい翡翠色の道袍に、濃い萌葱の快子が薄闇によく映えている。

「乗って」
「え……?」

わけもわからずソンジュンの手を握るや、ふわりと身体が宙に浮いて、ユニは短い悲鳴を上げた。一瞬のうちに、彼女はソンジュンに腰を抱きかかえられ、馬上の人となっていた。

「なに?いったいどういうこと?」
「しっかり掴まって。でないと振り落とされる」

馬に跨るのならともかく、横座りのこの状態では確かに不安定だ。ユニは両の腕をソンジュンの腰に回し、殆ど胸と胸をぴったり合わせるようにしてしがみついた。
と、抱き上げられた拍子に落とした風呂敷包みが目に入り、抱きついたまま「あ」と顔を上げる。ユニと目が合ったソンジュンは慌てたように表情を作り、あらぬ方向に視線を投げた。

「お母様とユンシクへのお土産。せっかくあなたが用意してくれたのに」

ソンジュンはユニの荷物がちょうど民家の間口に転がっているのを見て取ると、微笑んで言った。

「お義母上たちではなく、貧しい民への土産だったと思えばいい。それより急がないと。きみを乗せてたら、あまり馬を走らせられないから」

ソンジュンの足が、軽く馬の腹を蹴る。
視界を流れ始めた景色に、ユニは思わず緊張して彼の快子をぎゅっと握り締めた。





******************************

前後編くらい、といいつつ終わらんかった……(-_-;)
もちっと続きます。



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2013/09/28 Sat. 18:39 [edit]

category: 蛍火

thread: 二次創作:小説 - janre: 小説・文学

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コメント

Re: めぐめぐさま

ソンジュン少年がダダこねて両親に何かおねだりしてるとことか想像つかないですね(笑)
青年ソンジュンが布団の中でユニにおねだりしてるとこは簡単に想像できますが(爆)

Dr.JINはさら~っと見る分にはヨロシイんではないかと。イロイロとツジツマを考え始めるとワタクシのようにドツボにハマると思われますので(^^ゞ
まーでも惚れた女にこっぴどくフラレたり、タコ殴りにされたり、兄ちゃんの手を彼女のと間違えて照れまくったりするジェジュンさんのお姿を拝見できるので、これはこれで貴重ですヨ!

あまる #- | URL
2013/10/02 11:32 | edit

こんにちは~

ユニが趣味って、最高です (*´∇`*)
確かにあのご両親にも、書物しかおねだりもしなかっただろうし……(´;ω;`)

私も韓国版 仁、みなさんと全く同じ理由で楽しみにしてました!…過度な期待を持たずに観ようと思います(^^)v

めぐめぐ #- | URL
2013/09/30 13:27 | edit

Re: みあるさま

わーい。「仁」ファン一本釣り~(笑)
コメありがとうございますー(^^)

「仁」はワタクシにとって「Dr.コトー」以来の号泣ドラマで、もー毎回泣かされてました。
あのOPのテーマ曲聞いただけで条件反射で涙が……(T_T)

いやいや、仁センセにハマった旦那様なら、なおのこと韓ドラデビューに「Dr.JIN」はオススメしません。
あまりにも危険過ぎます(笑)

ここから盛り上がるかなぁ……ううう。ワタクシも心の底ではそれを願っているのデスが。
ミニョンに無体にされてるとはいえ(^^ゞジェジュンが出てるドラマだし~。
とりあえずどう収拾をつけるつもりなのか興味はあるので、もちょっと頑張って見てみます……
(しかし見るのに頑張んなきゃなんないドラマって既にして終わってるような気も(^^ゞ)

あまる #- | URL
2013/09/30 00:55 | edit

Re: ちゃむさま

あんなにお固いくせにユニに対してはマメマメしいっていうのがたまらんですね!(^^)
お勉強ばっかりで何も楽しいことしてこなかった可哀想な子(笑)ですから、今はおそらくユニが彼の趣味みたいなもんかと。

消費税かぁ~(-_-;)ウチは10月に変わった後が忙しくなりそうです。
膨大なファイルの書き換え作業が……うう。

あまる #- | URL
2013/09/30 00:26 | edit

私も・・・。

私も大沢たかおの「仁」ファンでした。
あまりドラマを観ない旦那でさえもこれだけは、ビデオにとって一緒に見るくらい夫婦ではまってみていました。だから、韓国版がでた知った時は、これなら、旦那も韓国ドラマデビュー!!と思っていたのですが・・・。

う~んこれをみせて、ますます韓国ドラマを理解されないのは、つらいかもしれない(笑)
でも、もしかしたら中盤からもりあがるとか・・・。もしのめりこみそうだったらまた教えて下さいね!

みある #.CHxHu6Q | URL
2013/09/29 10:01 | edit

いいなー

サプライズ!ソンジュンたら生真面目だけかと思ったらまめにユニを驚かして喜ばせる。あの、恋文といい、指輪といい…今度も何やら画策中!?あまるさん、ソンジュンをものにしてますね〜続き楽しみにしてます。それにしても、消費税上がるのどうなの?おかげで駆け込み需要ってやつ?で激しく忙しくて死にそうですわ(T . T)私もサプライズしてほしいー

ちゃむ #- | URL
2013/09/29 08:10 | edit

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